2016/09/09

念願の添記のバインミー


ローカルグルメが揃うという渡船街。
6月にビャンビャン麵を食べに来た時には、かなり駅から歩いたのですが、バスですともう少しお店の近くまで来られて便利です。

というかびっくりしたのが、お店の場所です。
おいしいと評判のバインミーのお店、添記が今回目指すお店ですが、すぐ3軒ほど奥に行くと例のビャンビャン麺のお店、有緣小敍でした。
お店の外に4-5人が並んでいましたよ。


添記のお店は先客2名、そのあとも続々お客さんが入ってきました。
こちらも人気です。

メニューは3種類のみ、ただ上2つはバインミーのサイズ違いですので実質2種類。
大は売り切れだったので、小を2つにしましたが、これで正解でした。
大だと普通のバゲット、フランスパンのサイズになってしまうそうで、さすがに二人では食べきれなさそう。。

一番下のメニューはガーリックトーストです。

改めて写真を見ると、メニュー表の上のタッパーウエアに書いてある炸龍蝦片 $8.00包 が気になります。


お店のご主人がお一人で、注文を受けたらバゲットを温めます。
続々とお客さんが来るので、何度もトーストの音が響いていました。

そして具材が入ったタッパーウェアを冷蔵庫から出したら、黙々と詰め始めます。

細いお箸で丹念に詰める様子を横から眺めることができるのですが、なんだか職人の趣です。


店内には、各国のメディアに取り上げられた記事が貼ってあるので、それを読んだりして待ちます。
20年前位のこの記事を見るとLサイズがHK$38ですから、時代を感じますねえ。


小法包 HK$35

わけあってホテルに戻るまでに1時間もかかってしまったのですが、このバインミー、とってもおいしかったです。
なますの入ったバゲットがどれくらいおいしいのかなあ、と半信半疑ではありましたが、サックサクのバゲットもしっとりした具材もおいしくて、また行きたいお店になりました。


この辺りはとても庶民的な区域ですが、夜の暗がりの中で見上げると周囲のマンションの光がすごいです。

夜もとても暑くて、バスで帰ろうと思ったのですが、そのバスが30分待ち、ようやく乗ったミニバスは、停留所の間が開きすぎていて、うっかり乗り過ごしたら猛スピードで尖沙咀から離れてしまって。。。

巨大ターミナルに着いてしまったら、今度は広すぎて戻るバスの乗り場がわからないという。。。

ようやくバス停を見つけた時には汗だくでした。何をやっているのだか。。

そして忘れ物をしてしまった蒸気鍋のお店に立ち寄り、無事ホテルに戻ったのは、バインミーを買ってから1時間半後のことでした。疲れた。。

でもバインミーはおいしかったので、報われました。


添記法式三文治
佐敦渡船角文苑街30號文耀樓地下A號舖