2016/06/07

香港1日目:ディープな街の朝ごはん 百樂飯店


香港の1食目!
飲茶、点心、それ系のおいしい朝ごはんを食べたいと向かった先は水街。
このお店を紹介している日本語のブログは1つだけなのですが、その中で絶賛されていましたので、是非行ってみたい!と思っていました。

西営盤站からまずは結構な傾斜の坂を下っていきます。
上の写真は振り返って見上げたところですが、上から下る時にはもっと角度を感じました。


トラムの通る大通りをしばし進んでいく間に、ぐんぐん日が昇り、そして気温も上がっていきます。


到着~

おおお!本当に、裸のおじさんのお店(と紹介されていたのです)だった!


メニューはこれだけ。
英語も通じませんので、じっくり見て。。。
どうやらお粥やごはん系が21元、点心類は17元ということのようです。

ブログで紹介されていた通り、お客さんの99%(いや、100%か)が一人でお食事されているローカルのおじさん達ですので、旅行客にとってはかなりアウェーな感じですが、お店の方は感じよく相席に案内してくださいました。

女性はテイクアウトされていた方がお一人のみ、あとは店員さんです。


腸粉は必ず頼みますよね。


豆沙包

これは、文字だけ見ても分からず、勝手に前回とてもおいしかった点心の 「鮮蝦荳苗餃」みたいな感じだといいなあと勝手に期待していたら、まさかの餡まんでした。

豆は、小豆のことだったようです。
そして、包はお饅頭の形状を指すのですね。
なるほど~、勉強になります。


蝦餃を頼んだのですけど、この時は無くて代わりに出てきたもの。
これもおいしかったです。


3つ並べて、いただきます!

しばらくすると、新しく出来上がった点心をお盆にのせて、お店の方が回ってこられます。
ここから先は、見せていただいたものを直接指さしでいただきます。


冬瓜の中にエビやシイタケが入ったもの。
優しいお味でおいしかった~!


こちらは、お肉の部分はトリッパのような歯ごたえでした。
となると、メニューの「牛肚」でしょうか?

その下の部分は海老とか、冬瓜の中身と同じような感じでした。


香港の女性の店員さんというと、かなり強面な印象がありますが、こちらのお店の店員さんはにこやかで優しい感じの方でした。

おいしいよ、とジェスチャーで勧められるままにいただきましたが、どれもおいしかったです。
すっかり満腹になりました。


伝票はありませんが、こちらのレジに行けばお会計できます。
現金のみ。

2人でトータル114元でした。
お料理と、あとお茶代ですね。

1500円くらいですから、とってもお得でした。

もともとワゴン式の飲茶の、実際に見て選ぶ方式が好きなのですが、期せずしてこちらのお店でも似たような頼み方ができましたし、おいしい朝ごはんでした。

ご紹介してくださった方、ありがとうございます。


再び坂を上って駅に戻ります。
行きとは違って、すっかり人通りが増えています。

来た道を戻ったつもり、、でも道に迷う。。

そんな時にいつも誰かが助けてくださることに感謝しつつ、日本に帰ったら私もそうしなきゃいけないなあ、と思うのです。


百樂飯店
Tung Lee Mansion, 1C-1K Water St, Sai Wan, 香港
水街1C-1K號東利大廈地下