食べるべきものを立て続けに食べ、午後になりましたので、故宮博物院に出かけました。
電車に乗って、駅からは案内に従ってバス乗り場に行くとちょうどバスが来ました。
満席だったので、ぎりぎり乗れて良かった。。
士林駅から故宮博物院行きのバスはたったの7元でした。
これに乗れたらとってもお得ですね。
この橋をくぐったら博物院の入り口に到着です。
入場券は一人250元。
人気の美術館だけあって、圧倒的な所蔵品の数々。
最上階には、人気の展示品、白菜や豚の角煮があります。
クマのダンスや、香水瓶(それぞれ、姿を模したヒスイなどの彫刻品です)もあって、このコーナーはずっと行列でした。
皆ガラス越しに見入っていますが、ちゃんと列が進むようにと厳しく館員さんに誘導されますので、立ち止まることは許されません。
行列に並んで、いよいよ白菜!というところで、後ろから来た小学生の男の子たちがわーっと駆け寄ってガラスを取り囲むではありませんか!
ショーック!!
おかげでガラスケースから距離を取らざるを得ず、そして進行方向には進まなければならず、、ああ、白菜が――――
展示室から出て、どうしても納得がいかず、再度この行列の最後尾に並び直すことにしました。
2度目はしっかり見れて、気が収まりましたが、それにしても美術品が白菜に角煮って斬新ですよね。
きれいなヒスイを見て白菜にしようと思うなんて、なんて洒落がきいているんだろうと何度思い返しても面白くて笑ってしまいます。
でもとてもよくできていました。
そして白菜は想像よりも大きかったです。
せっかく来たのだからと再度、3度目の行列チャレンジもして、すっかり満足して外に出ました。
白菜、角煮以上にすごい展示品が沢山ありますし、素晴らしい美術館です。
故宮博物院があるところは、パワースポットとして有名らしいのですが、周囲には緑が生い茂っていて、曇り空の下でも雰囲気があって素敵でした。
振り返ると故宮博物院90周年のお祝いの文字が。
正面に伸びる道沿いの緑もきれいですね。
さて、帰る段になり、かなり待ってもバスが来ないので、あきらめてタクシーに乗りました。
夕方でラッシュアワーに当たってしまったこともあり、なかなか車は進まず、最終的に駅まで130元で到着しました。
すっかり疲れていたので、この渋滞の中タクシーの中で休めて、値打ちがあったと思うのですが、バスの7元、二人で14元に比べると10倍かあ、、、とも思ったり。。
とはいえ今回は道中爆睡していたことを考えると、十分でしょう。
ホテルまでそのままタクシーで行くとか、ルートは今後検討の余地がありそうです。
士林駅前には、こんなカラフルな壁画もありました。
早朝から動き続けた一日、故宮博物院にも無事来れて大満足です。