2018/05/18

赤崁楼の大行進


喜得三明治のすぐそばに、台南の観光名所、赤崁楼(せきかんろう)があります。
事前の勉強不足ですが、人で賑わう入り口にさりげないチケット売り場があり、しかも50元ならば入ってみようと。


かわいらしいお庭です。


このような配置になっているのですね。
ガイドツアーには、残念ながら日本語はない模様です。


まずはベンチに座って休んでいたのですが、奥の建物のテラスからお庭を眺める人たちを見て、あそこに行ってみたい!と立ち上がりました。


ユニークな門をくぐっていきます。


鯉、、文人の香り!


おー!
のけぞって見上げるような


ちょっと高い台の上に建物があります。




科挙って習いましたよね。
官僚試験の苛烈さから想像できるように、この米粒より小さい文字サイズでぎっしり埋められた書物、、今も昔も、こんな風な勉強漬けには耐えらまい、、真っ先に脱落しそうだな、、と見ているだけで落ち込みそうに。


並びに同じような建物がもう一つあります。


ご覧のように、結構沢山の人で賑わっています。


2階にも上がれて、そして2階の天井の方が雰囲気があります。


念願のテラス(ちょっと違うか)に出て、ベストスポットで公園を眺めることができました。
気持ちいい~


あら?


あらら?
ちびっこ太鼓軍団が大層威勢よく太鼓を叩く中、中華時代劇のような隊列が


どんどんと


どんどんとやってきます。
それぞれに衣装が違うので、これは塾対抗?学校対抗?


最後は公園の片隅に組ごとに整列していました。
この感じ、ちょっと避難訓練の様子と似ていませんか?

それにしても何だったのかな~
小学生から高校生くらいの子供たちの大行進でした。

結構暑い日だったので、衣装によってはかなり暑かったと思います。
撤収の時に冠を取っていた人もいましたが、若い映画スターのようなスタイルの良さでした。
なんか、台湾ってすごいな、、と感心してしまいました。


さて、2階のテラスはぐるっと一周歩けて、お庭の反対側に出れば、隣の建物の2階が良く見えます。
あちらにも行かなくっちゃ。


思わぬところが自動化されていて、2階に上がる人数が数えられるようになっていました。


定員は40人とのことです。


こちらの二階は、お守りがびっしり掛けられたこの台が中央に置かれていました。
合格祈願のお守りのようでした。
いいなあ、学生時代。
科挙は絶対無理だけれど、、。


こちらは2階から市街地のビルが見え、古い学生の勉強の様子に思いを馳せていると、ちょっと不思議な、タイムスリップしたような気分になりました。

思いがけず歴史タイムトラベルな大行列も見られて、堪能できました。


赤崁楼
台南市民族路二段212號